パン

提供: カンボジアWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

パンは、米が主食のカンボジアでもよく食される食べ物である。 しかし、クメール語でお菓子を意味する「ヌム」をつけて「ヌンパン」と呼ばれているように、米と並ぶ位置には立てていない。

フランスパン http://www.cambodiarasse.jp/photo/05/bt/06101379.html


かつてフランスの植民地だった影響からか、カンボジアでパンといえばフランスパンのことである。 バゲットか、もう少し小ぶりなバタールサイズが一般的で、朝食などにそのまま齧るか、チーズなどをつけて食べる。少し贅沢な時は、漬物やミートパテなどをはさんだりする。

バスターミナル近くどでよく露天売りされている。

ヌンパンパテ | ヌンパンサイ http://www.cambodiarasse.jp/photo/06/FP/06F24043010.html


フランスパンのサンドイッチ。パンに切れ目を入れて、マーガリンやジャム、唐辛子などを塗り、肉やハム、豚肉のパテなどと、野菜やピクルスなどをはさんだもの。

具の種類があるところでは、中に挟む肉などを選ぶことができる。
「サイ」とは肉のことで、厳密には肉やハムなどをはさんだものがヌンパンサイ、ミートパテをはさんだものがヌンパンパテだが、あまり区別されていない。
店によっては魚の缶詰なども置いてあり、魚のサンドイッチなどもある。

http://www.cambodiarasse.jp/photo/06/07/06500642.html


屋台でもテーブルが用意されている店では、お皿の上にオープンスタイルで出すところもある。 テイクアウトの場合は、新聞やコピー用紙のような小さな紙で巻き、輪ゴムで止めてビニール袋などに入れてくれる。汁気の多いピクルスは別袋に入れてくれる場合が多い。

ハーフサイズで1000リエル~2000リエル、小さいもので500リエルなどもある。

揚げパン

中華系の食堂などで、クイティウやボーボーと一緒に食される。