クメール語

提供: カンボジアWiki
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オーストロアジア語族のモン・クメール語派に属する言語。カンボジア語とも呼ばれる。カンボジアでは、全人口の約9割を占めるクメール人(約1200万人)が話し、カンボジアの国語および公用語となっている。さらに、隣国タイ、ベトナム、ラオスのカンボジアとの国境に近い地域にも母語とする人々(約200万人)が住む。

単語は、単音節語または二音節語。クメール文化はインドの文化から大きな影響を受けているため、サンスクリットやパーリ語からの借用語が非常に多い。また、日常語においては、中国語、タイ語、ラーオ語からの借用語も多い。

孤立語であり、活用・曲用・格変化といった語形変化は全くせず、文法関係は語順によって示される。 タイ語やベトナム語などの東南アジアの多くの言語とは異なり、声調言語ではない点が特徴的である。ただし、最近のプノンペン地方の方言には、声調が見られる。

文字表記

クメール語の記述には、南インドから伝わった文字を改良したクメール文字(表音文字)を使用する。横書きで、左から右へ書き、各単語間の分かち書きをしない。