神話

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建国神話


インドのデリーから父王に追われてカンボジアにやって来たプリヤ・トン王子は、ある夕、潮が満ちて海辺を歩けなくなったためそこで一夜を過ごそうとした。すると波間から、蛇王ナーガラージャの娘で美貌の持ち主である蛇の王女ナーギーが現れ、その美しさに魅せられた王子は、その場でナーギーとの夫婦の契りを結び、養父となったナーガラージャが海水を飲み干してつくった国の王として、末永くその国を治めた。